Salut d'amour

Amebaを退会したのでブログはこちらのみとなります。

 先月母が亡くなり、1月最後の記事を投稿したところで、もう次に何を投稿するのか、真っ白になりました。2011年から欠かさず記事を書き続けていた訳ですが、その時、自分のAmebaブログはこの記事で終わったと思いました。

 母の死を看取って痛感したのは、死は生き切った結果に訪れるものであるということです。つまり、生の延長線上にあります。死の延長線上にも何かあると思いますが、この世での、何十年か共に過ごしてきた肉体はここで終了となります。死ぬためにはとにかく生き切ることです。生きること、仕事、人との関わり、ブログ、全てやり切ることによって終わりが見えます。

 息を引きとる数時間前、医学的にもう意識はない状態と言われている中で、母は突然両手を出して、私の手をしっかりと握りしめました。死別は悲しいことですが、この経験をさせていただいたことにより、これは永遠の別れではなく、形を変えて魂の繋がりは続くということ、その瞬間が永遠につながるということがわかりました。

 晩年、母が好んで自宅のピアノで演奏していたエルガーの「Salut d'amour」が心の中にエンドレスで流れました。

 


Elgar Salut d'amour